空が見える場所から

はたち。女子大生の、感じたこととか考えたこととか。

明日も5年後も、今が一番楽しければいいのに。(20歳女子大生の悩み)

 

しょーもないことを、好きな人と話したい。

昨日の空の青さと、今日の空の青さどっちが好きかとか、

コンビニで買った干し梅が史上最大にすっぱかったこととか、

老夫婦がしりとししながら散歩してて和んだこととか。

 

雨の日は紅茶をいれて、DVD見たり

 

休日のショッピング。フライパンを買いに行ったのに結局服を買ってしまったり。

 

何年経っても、中高の友達とごはん食べて思い出話で盛り上がりたい。

 

ばかみたいに、お腹痛くなるまで爆笑したい。

 

 

 

冬が一番好きだけど、でも結局あたたかくなってくると最高に幸せで、春が好きだなって思う。梅雨が明けた後の、心踊る夏が大好きだし、おしゃれが楽しい食べ物が美味しい秋がたまらなく好き。マフラー付けて暖かいくらいの11月とか最高に好き。

 

・・みたいに、結局どんな日も毎日、”今日”が一番好きな自分でいたい。

 

私は、今まで20年間、本当に恵まれて本当に楽しんで生きて来た自信があります。

それは、他の人から見たら全然たいしたことないって言われるかもしれないけれど、

私にとってはすごく充実してキラキラした時間だった。

もともと自他共に認める超スーパーポジティブな性格だし、天気がいいだけでハッピーになれるし、小さなことにすぐ感動して幸せを感じるし。おまけに思い出も美化してしまいがちだから、人生が楽しいのは当たり前といえば当たり前なのかもしれない。

 

根拠のない自信(本当は根拠が全くゼロなわけじゃなくて、多分経験とかから無意識に基づいている自信なのだろうけど)のおかげで、未来への不安とかも今まで全く感じたことがありませんでした。

 

なのに。

 

春から大学三年生の今、ほぼ生まれて初めて、未来が不安でどうしよう...という悩みができてしまいました。

 

別に、就活が不安なわけじゃないんです。

こんなこというと、なめすぎ!後で痛い目見るぞ!とか言われるかもしれないけれど、また根拠のない自信があって。

別に就活で忙しい日々も、大変ではあると思うけど苦痛ではないし、なんならちょっと楽しみ!くらいに思ってます。

それは、一般的には辛いと言われる、大学受験の一年間がすっごく充実にて楽しかったのが原因かもしれないけれど。

高校三年の一年間は、ほんっとうに楽しかった。今までのどんな年より充実してたし、幸運なことに同じ目標を持つ良い友達にも恵まれて、毎日一生懸命頑張って、毎日爆笑してた。

不安もそりゃ多少はあったかもしれないけど、最後まで模試の判定がDでも、絶対大丈夫って思ってた。

結局第一志望には行けなかったけど、全力でやりきれたことが嬉しかったし、達成感があった。

 

 

就活が不安じゃないなら、何が不安かというと、、

 

そう。社会人になることです。

 

私はまだ一般企業かベンチャーかも全然定まってない。

友達には、わたしはベンチャーがあってると言われるけれど、うーん。どうなんだろう。

 

そういう具体的な悩みもあるけれど、一番大きくて厄介なのは、

すっごく漠然とした悩み。

 

それは説明するのが難しいけれど、まとめると、

 

 

社会人になってもわたしはちゃんと、”今が一番楽しい”と思い続けられるだろうか

 

 

ということ。

 

だって、

「仕事は大変だよ辛いよ〜」とか、

「好きな事できて遊べるのは学生のうち!」とか、

「学生のうちに世界に旅行行かないと後悔するよ!」とか、、、

 

学生最高。社会人は辛い。

 

みたいなことが沢山言われているわけで。

 

 

 

そんなことばかり聞いていたら、そうなのかな?ってそりゃなります。

ポジティブ人間でも、やっぱりなります。

 

 

 

私は、幸せなことに、今まで20年間は常に、

今が一番楽しい!!!

ってはっきり言い切れる人生でした。

 

 

 

 

小学生のころなんて、宿題は全く苦じゃなかったし、習い事のピアノもバレエも一生懸命頑張ってた。友達と団地おにごっこして、買い食いしたりするのが楽しかったな。

 

中学生は、すこし大人になった気分だった。電車で通学したり、友達だけで繁華街で遊んだり。今思うと校則やぶってしかいなかったけど。スカート短くしてネイルして、放課後コンビニで買い食いしてマックで話して。それがすごく楽しかった。

小学生のころは、できないことなんて何もないように思えた。けれど、中学生になってそこだけは変わった。

勉強は頑張っても中々思うようにはいかないし、スポーツだってそう。

上には上がいるってこのことだなって。

勉強もどんどん嫌になった。

けどそれでも、交友関係が広がってできることも増えて、

小学生のころに戻りたいな〜なんて思ったことなかったし、今が輝いていた。

高校。中高一貫だから、学校も学年のメンバーも変わらないけど、

制服が自由になって、いわゆるなんちゃって制服を着るのがすごく楽しかった。

校則もゆるくなって、学校行事もますます盛り上がって。

孤独とか、友達関係とか、もちろん恋愛も。思春期特有の悩みも沢山あったけれど。

それでも、あ〜きっと今が一番楽しいんだろうな。今が多分青春で、大人になったら、「あの時はよかった」なんて懐かしむんだろうなって。

 

その予想に反して、大学。つまり今現在、今までで一番楽しい”今”を過ごしている。

何より、最大の自由。

成人してからはさらに。もうすっかり大人だ。嬉しくもあり、寂しくもあり。

今まで知らなかった楽しいこと。色々な人にあったり、外国で生活してみたり、お酒を飲む楽しさを覚えたり。(お酒の楽しさは覚えても、美味しさはまだ知りません。笑)

圧倒的自由。持て余すほどの自由。

自分で働いて、お金を稼いで。

小学校の友達も、中高の友達も、大学の友達も、みんなに会える。

うん。やっぱり、今だ。絶対今が一番楽しいに決まってる。

 

”あの頃”を懐かしいと思うことは、大学生になって初めてした経験。

だけど、それでも「あ〜無理辛い、高校生に戻りたい〜」

となることはない。

 

こういう風に自分の過去を振り返って文章化してまとめると、

”楽しい”の定義が時とともに変わっているなあ。

 

 

社会人。

 

夜電車に乗ると、仕事に追われて疲れ切った人が沢山いる。

 

自分の仕事に情熱を持っている大人も、もちろん知っているけれど。

私はそういう人になれるのだろうか。

 

今、何が何でもやりたいことなんてない。

 

「はやく時間が過ぎないかな〜」なんて、定時を待ちわびながら仕事するなんてまっぴらごめん。仕事後の、合コンとか飲みしか楽しみじゃない人生。

 

でも....

 

仕事ばっかりで、毎日残業で。有給も会社の雰囲気的にとりたいなんて言えないし。海外旅行に行きたいけど、退職してからじゃないと無理かなあ、とか。そんなの絶対嫌なのです。

 

やりがいがある仕事がしたい。

そこそこ忙しくて、大変で。

でも、友達とも会いたいし、有給使って旅行だってしたい。

 

睡眠不足でパワーないなんて日々、長くは続けられないし。

くだらないこと言うと、肌荒れだってしたくない。ちゃんとスキンケアする余裕が欲しい。

 

 

 

空を見上げて、「あ、今日すごい好きな青色だな〜」って

思う心の余裕がある毎日を送りたい。

 

わたしは珍しがられるこれど、学校が大好き!!っていう人だから、

月曜日を苦に思ったことはありません。

 

でも、社会人になったら思うのかな。

 

日曜日の夜に、

明日来ないでくれ〜〜〜〜〜

って。

 

嫌だなあ。

 

 

なんで今めずらしく、未来のことを思って憂鬱になっているかというと、

 

就職したいな、働きたいな、と思うことができた会社が、

色々な人の話を聞くと、超激務。ひどい時は一週間にちゃんとした睡眠が数時間しかとれないという。

 

 

やっと、行きたい!目指したい!と思える会社が、何となくだけど見つかり始めたのに、

それは無理だ。。。

と、最初っから出鼻をくじかれてしまいました。

 

うーん。どうしよう。悩める。。

 

 

 

ただ、未来について悩むってこんな感じなんだ!と、

真剣に悩むという経験ができてよかったな〜とも思ってる、ポジティブ人間なのでした。